Aさん1997年入社

所属:営業部 営業部長

子どもの頃からプラモデルを作ったり、想像して物を組み立てたりすることが好きでした。また、電気関係の仕事をしていた父が、私の壊れたおもちゃを修理してくれていたので、作業に馴染みがありました。元通りになった瞬間の感動も大きかったのですが、組み直すまでの工程が面白くて、ずっとそばで見ていました。楽しいときの記憶は「モノづくり」とつながっていたのだと思います。

就職についても、父にモノづくりに関わる仕事がしたいと話しました。当時、製缶・溶接については、よく知らなかったのですが、私のやりたいことは、金属加工の仕事に近いだろうと、父の知人からショウエイを紹介していただき、会社を知りました。

仕事内容

  • 製缶溶接作業
  • 営業(商談会・展示会での案内やホームページ・SNSを活用した広報)
  • 受注活動
  • 打ち合わせ
  • 見積り
  • 製作サポート
  • 出荷管理

やりがい・喜び

入社当初、私は製造部に所属していました。まず、「部材グループ」で製品のパーツづくりからはじめ、その後「製缶・溶接グループ」、「生産技術グループ」など、様々な業務を経験しました。そして、大きな転機がやってきました。2016年頃、当社は、自社の営業を本格的に強化するため、営業部を新設。立ち上げメンバーとして、別の角度からモノづくりに携わることになったのです。それから、「技術が分かる営業」が私の強みになりました。お客様と仕上がりイメージを共有し、技術、コスト、納期など、お客様の満足につながったときは、一緒にモノづくりが始められるワクワク感が高まります。「Aさん(私)がいる時に打ち合わせに行くよ」と言われるときもあって、信頼をよせていただいていると感じて嬉しくなりますね。また、会社の利益に直結する活動というところも営業職のやりがいだと感じています。

成長・エピソード

モノづくりの全体的な進捗管理は営業部が担当します。作業員が一人一台のiPadを持ち、製作進捗をリアルタイムで確認する仕組みのほかに、各グループ長が集合して、進捗確認と連携強化をはかるのがショウエイ流です。お客様との納期の約束は、このようにして守られ、信頼関係がつながれていきます。

しかし、「現場は生き物」。製造作業が進んでいくなかで、課題が発生してしまうときもあります。柔軟な発想が必要なこともあり、難しさを感じることもありますが、「どうやったらできるか」と考え抜く習慣がつきました。そのおかげで、「できない」とか「無理だ」とか、ネガティブな表現をしなくなりました。営業部内のチームメンバーとも、心の持ち方を共有するようにしています。

メッセージ

私は、黙々とモノづくりをすることが好きで製造現場にいましたし、コミュニケーションが得意だと思っていたわけでもありません。ましてや、営業をしている自分を想像したこともありませんでした。けれど、視野を広げて、やってみたら面白かった。知らないことのなかにも楽しいと思えることがいくつもあったのです。ショウエイは、新しい案件との出会いもたくさんあり、それを発見できる会社です。

経験のない世界かもしれませんが、新しい景色を見るつもりで飛び込んでみてはいかがでしょうか。お待ちしています。