Kさん 2021年入社

所属:製造部 製缶・溶接グループ技術者

高校は普通科に通っていたのですが、美術など物を生みだす時間が好きだったこともあり、ずっと製造業に興味を持っていました。学校に掲出されていた求人票からショウエイを見つけて、まずは会社見学をしてみることに。見学では、製造の一工程だけを請け負う会社ではなく、製品ができるまでの様々な工程を自社で行う会社だと知り、色々な経験ができるところが魅力だと感じました。

会社見学は製造業を3社訪問。最終的な決め手は「人」でした。働く社員の皆さんが、学生である私にも明るく挨拶してくれたり、技術者同士が穏やかに話し合ったりしているのを見ているうちに、自分と相性が良いのではないかと感じて入社を決めました。

仕事内容

  • 製缶溶接作業
  • 他部署のサポート

やりがい・喜び

入社して3カ月間は、新入社員研修として色々な部署を経験します。私の場合は、検査・仕上げ・部材の3部署で製造全体の流れをつかんだ後、正式に製缶・溶接グループに配属されました。そこで溶接技術のトレーニングを重ね、入社9カ月目に、はじめてお客様の製品づくりに携わりました。約6か月間、大型特殊車両の部品づくりを先輩社員と2人で取り組みました。最初は、不安と緊張の連続でしたが、分からなくなったら先輩社員に確認したり、上手くできないところは、きれいに手直しをしてもらったりして製品にすることができました。先輩社員のフォローを受けながらでしたが、1から組み始めたものが形になったのを見て、やり遂げた気持ちでいっぱいになりました。このような気持ちになれるモノづくりの仕事に出会えて、毎日が充実しています。

成長・エピソード

はじめは、半自動溶接で直線を引く練習をしました。なかなか真っすぐ引きことができず苦労しました。「どうしてできないのだろう」という私の気持ちを察するかのように、上司や先輩が、たびたび様子を見にきてくれて「焦らなくていい、ゆっくりでいいよ」「手の向きを変えると上手くいくよ」など1つひとつ丁寧に教えてくれたことで、上手く引けるようになりました。

その後、半自動溶接よりも難易度の高いTIG溶接の習得に励みました。その技術を活用して、お客様の製品をつくる仕事にも関わりました。しっかりとした溶接技術で仕上げられた時は、また1つできることが増えたと自信がつきました。今は、一人で作業をさせてもらえる機会も増えて、少しずつ製缶・溶接グループの一員として貢献できるようになってきたことが嬉しいです。

メッセージ

私が、数々の仕事を乗り越えてこられたのは、やさしく寄り添ってくれた上司や先輩方の存在が大きいです。

短納期の仕事で集中力が必要な時も、先輩方はいつも平常心で、職場がピリピリしていると感じたことはありません。声をかけ合ったり、休憩中に談笑したり、忙しい時こそいつも通り。お客様だけでなく、仲間にも思いやりがある職場環境です。新入社員でも緊張せずに安心して働けると思います。

入社前は部材グループで大きな機械を動かすことに憧れていましたが、今は製缶・溶接の仕事が好きですね。先輩方の溶接技術は「一体、どうやっているのだろう」と目を見張るほどキレイ。早く先輩方のようになりたいです。未経験からスタートした私ですが、今は溶接技術を磨き、いつか巨大な製缶品にチャレンジできるようになりたいと思っています。はじめての方でも大丈夫!一緒に成長していきましょう。お待ちしています。