2023年8月2日 事例紹介 水力発電の仕組みと製作事例 ドラフトチューブ・ケーシング・ピット
豊富な製作実績
平成17年に現在の十王工場に移転し、20tクレーンを備えた建屋をメイン工場としました。
それ以来、様々な大型の製缶品を製作してきましたが、中でも水力発電に関わる製品は、
ショウエイの技術力の象徴ともいえる主力製品となりました。
主にピットライナーと呼ばれる発電機本体のカバーやハウジング、
水の通り道となるケーシングやドラフトチューブを製作してまいりました。
設計部を持たない弊社では、お客様の図面をもとに製作する受託加工になりますが、
本分野でのお客様の要求する品質・納期に応えられる技術力は、
全国でもトップクラスであると自負しています。
左:ドラフトチューブ 右:ピットライナー
弊社で製作した部品類は、全国各地の発電所で活躍しています。
水力発電の仕組み
水の流れを利用して電力を生み出す再生可能エネルギーの一種です。
様々な方式がありますが、基本的には高い位置から水を流す力を利用して発電しています。
位置エネルギーから電力への転換です。
基本的な仕組みは、
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水の貯蔵:まず、水力発電所では水源から水を集めるためにダムを建設します。ダムは水を蓄える貯水池を形成し、必要な場合に水の流量を調節する役割を果たします。
- 水の放流:水をダムに貯めた後、必要な電力を発生するために調整をしながら放流します。放流は、ダムの下部に設置された導水路や流路を通じて行われます。
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タービンの回転:水が高速で放流される際、その流れ、エネルギーを利用してタービンを回転させます。タービンは巨大なファンのような装置で、水の流れを受けると回転軸を動かします。
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発電機の稼働:タービンの回転運動は、発電機と呼ばれる電力発生装置を回転させます。発電機は、コイルと磁石が組み合わされており、タービンの回転によって発生する磁場変化がコイルに誘導電流を発生させます。
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電力の変換:発生した交流電流は変圧器を通じて電圧が上げられ、送電線を介して電力を送るための電力グリッドに接続されます。これにより、発電所で発生した電力が一般の家庭や産業に供給されることが可能となります。
水力発電の特徴として、再生可能なエネルギー源であるため、地球に優しく、持続可能なエネルギー供給が可能です。また、水の流量や高低差などの条件によって発電量を調整することができるため、需要に合わせて柔軟に電力供給を調整することも可能です。
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