2023年6月7日 事例紹介 安全衛生への取組み
安全衛生とは
安全衛生とは、労働環境や作業場において、労働者の健康と安全を確保するために行われる一連の活動や対策のことを指します。
具体的には、事故や疾病の予防、危険因子の管理、適切な安全基準の遵守などが含まれます。
安全衛生の目的は、労働者の安全と健康を保護し、労働災害や労働環境に起因する疾病のリスクを最小限に抑えることです。
これにより、労働者は安全な環境で働き、健康を害することなく業務を遂行することができます。
安全衛生は、労働者の権利と福祉を保護するために重要な役割を果たしています。
企業や組織は、適切な安全衛生対策を実施することで、労働者の安全と健康を守り、生産性や労働環境の向上にも貢献することが期待されています。
ショウエイの取組み
・安全目標の策定と評価
・安全会議の実施
・定期的な安全巡視
安全目標の策定と評価
年度初めに1年間の安全に関する目標と重点推進内容を定め、定期的な評価を行い災害ゼロに努めています。
ここではその取り組み内容の一部をご紹介致します。
①危険個所の撲滅キャンペーン
目的:危険個所の撲滅、安全意識の向上
方法:
役員・従業員全員が工場敷地内での危険と感じる箇所を発見し、当該箇所の改善実施及び改善提案
5月、8月、11月の各1ヶ月間に一人1件以上を目標としています。
実績:5月実績では全員が達成。合計56件の実施もしくは提案がなされました。
効果:全員が危険個所を探すことで、普段気づかなかった小さなリスクに気づくことが出来ました。
自分で探し、自分で解決策を考えるというやり方が自主性を生みます。
単なる危険個所の撲滅ではなく、自分で働く場所は自分で安全にするという意識を全員が持つということの教育の一環として行えたことに意義があります。
②KYT/FYT活動の取組み(毎月1件以上)
KYT(危険予知トレーニング)とFYT(不良予知トレーニング)を定期的に行い、
危険や不良を予測し、対策をするトレーニングを行っています。
一品生産がほとんどな私たちの仕事では、常に新しいモノ、新しいことへ取り組んでいます。
その為、事前準備や段取りが非常に大切です。
大型製品や重量物を扱う際には、形状により予測されるリスクと防ぐための対策が異なってきます。
与えられたフレーム(書式)の中で、様々な作業者が話し合うことで潜在的なリスクを洗い出し、重大な事故や不良を未然に防ぐことが出来ます。
また、この取り組みは個々の予測や判断能力向上を目的としたスキルトレーニングにもなっています。
安全会議の実施(月1回)
毎月一回、グループ長以上が集まり安全に関する会議を行っています。
各グループの安全目標に対する成果と反省の報告や、職場の問題点の提起・前月のフォローアップ、体力維持向上啓発活動の報告など様々な内容について討議しています。
単純に、安全を守りましょう、ルールを守りましょうで終わるのではなく常に「なぜ出来なかったのか」「なぜうまくいったのか」を会議内では意識をし、今後の継続的改善につながるよう注意しています。
安全は環境だけでなく、個々人の健康にも影響されます。従業員が健康で安全に働ける職場づくりを行っています。
安全巡視
定期的に安全課長による工場内の安全巡視と年に数回社長と専務による安全パトロールを行っています。
安全巡視で指摘された箇所については、指摘で終わるのではなくその後どうなったのか、というところまで
安全会議内で取り上げています。
ショウエイの安全への取り組みはまだまだ改善点や新しく取り入れなければならないことがありますが、
全社一丸となて無災害に努めています。良いモノは良い環境から。
ご安全に!!
月別